無呼吸症候群になる人はどのような人が多いのか

寝ている間に症状が出るこの病気は、自分では中々気付きにくい病気です。
首周りの脂肪がつきすぎると、仰向けになった時に上気道がふさがってしまう場合があります。ですのでこの症状が出る方には肥満の方が多いとされています。飲みすぎ食べすぎによる生活習慣病が最大の原因といえます。
自覚症状として分かりやすいのは、日中に眠気が非常に強いことや以前より集中していられないなどの症状です。それぞれ個人差はありますが、睡眠中に無呼吸状態になるため体内の酸素不足が起こります。眠っている状態とは違うので、睡眠不足の状態になり、集中力も低下します。眠っているのに疲れが取れない状態が数週間続くようでしたら、一度病院で検査されることをお勧めします。ご家族の方で気になる症状がおありなら、一度寝ている様子をじっくりと観察してみてください。意外と恐ろしい病気が隠れている場合があるので、注意が必要です。
とはいえ、日々忙しく生活していてとても寝ている時まで注意していられないというご家族の方も多いでしょう。そういった方々に一番気付いてもらいやすい症状が「いびき」です。ご主人のいびきがうるさくて眠れない、とお悩みの奥様やその逆の場合もあるでしょう。しかしいびきをかいていても毎日はつらつと生活していればともかく、どうも最近顔色が優れないだとかイライラしやすいなどの症状が現れてきたときは要注意です。もしかしたらよく眠れていないのかもしれないので、一度じっくりと寝姿を観察してみてください。